昨年は6月に史上初の米朝首脳会談が開催され、日本を含む北東アジアの非核化への道が開かれました。
とはいえ、トランプ、金正恩と役者が揃っています。
一筋縄ではいかないかもしれません。
このような米朝の平和的展開にも関わらず、日本では憲法改正の動きが慌ただしくなっています。
なぜ、今更憲法改正を急がなければならないのでしょうか?
あの片山さつき地方創生大臣も財務省の防衛担当主計官時代は、「平和な日本を何処の国が攻めるのか?」などと発言していたのです。
そんな片山大臣も、国会議員になって自民党憲法改正草案の起草委員の一人になるや、憲法改正を主張する側に立ってしまいました。
お偉い先生になると、いつしか国民とかけ離れたところから物を言うようになり、財務省への口利きなど何とも思わなくなってしまうのでしょう。
スポーツ界に目を転じても、日大アメリカンフットボール部の危険タックル、レスリング協会、体操協会によるパワハラ等、指導者たちの封建的とも思える選手支配の実態が暴かれました。

「導きの糸をたぐると鬼が出た」

先生の言うことだからと、鵜呑みにしてはいけません。

新年早々堅い話になってしまいました。
今年が、皆様にとって良い年でありますよう祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

2019年元旦

〒130-0022
東京都墨田区江東橋二丁目14番7号
錦糸町サンライズビル8階A
下町の法律事務所
電話 03-6659-3113
FAX 03-6659-3114
ホームページ http://dtsun.jp
弁護士  桒原周成